筋トレのやりすぎでオーバーワークに!疲れた状態でのトレーニングは危険です。

筋トレメカニズム

オーバーワークとオーバートレーニング症候群

筋トレをしている方の中で、筋肉を大きくしたい、もっと綺麗になりたいという気持ちが強すぎて筋トレを過剰にやりすぎてしまうことにより、身体に疲労が蓄積され起こりうる症状をオーバートレーニング症候群(オーバーワーク)といいます。

※以下オーバートレーニング症候群と省略

今回は、このオーバートレーニング症候群について記事をまとめましたので、ぜひ最後まで読んでいただき、ご参考にしてください。

オーバートレーニング症候群とは

筋肉が回復しきっていない状態で筋トレを継続すると、そのうち軽い痛みが発生します。この段階が筋肉の限界点です。

この限界点を超えてしまうとオーバートレーニング症候群に陥ってしまいます。

オーバートレーニング症候群とは、筋肉の超回復期間を置くことなく筋トレをし続けると、発生する慢性疲労の状態を言います。

 オーバートレーニング症候群の症状

レベル1(初期)・・・競技成績の低下、高重量負荷の筋トレに耐えられなくなる。

レベル2(中期)・・・軽い負荷でも辛く感じる、疲れやすい。

レベル3(中期2)・・・食欲低下、睡眠障害、血圧上昇

レベル4(最終)・・・メンタル崩壊

症状は段階的に進んでいき、初期の段階では競技成績の低下や、筋トレをやっている人であれば、高重量の負荷を扱えなくなったりします。

さらに進行していくと、軽い負荷でも辛く感じたり、疲れやすくなり、最終的には日常生活においても食欲低下、睡眠障害、疲労感、血圧上昇などの症状がみられます。

さらに進行すると気持ちが落ちこみやすくなったり、精神面でも症状がみられます。

トレーニング症候群を防ぐためには

トレーニング症候群は当事者の気持ちが強いがゆえ陥ってしまいます。そのため本人が気づかないこともあります。

しかし、楽しいはずの筋トレが前述で述べたような症状で辛くやりたくなくなってしまいます。そうならないために、対策方法ご説明をいたします。

オーバートレーニング症候群の早期発見

オーバートレーニング症候群は本人ではあまり気づかないことが多いと言われています。早期に発見するには、次のような症状が発生していないかを確認してください。

  • 筋肉痛の回復が遅い
  • 風邪などの感染症にかかりやすくなる 
  • 意欲が低下する
  • 寝つきが悪くなる
  • イライラする

このような症状がみられたら一度自分のトレーニングを見直してください。

休息と栄養管理と筋トレ

身体作りの基本は、休息と栄養管理と筋トレです。

筋トレばかり行っても、理想の身体には、たどり着けません。筋トレによって破壊された筋線維をその後の栄養補給と睡眠で回復していくのです。

この栄養補給と睡眠(回復)は、筋トレと同じくらい大切なことだということをしっかり理解してください。

パフォーマンスが低下してきたと感じたら、筋トレ不足と思わず一度休んでみるのもいいかもしれません。

筋肉痛の部位は、筋トレNG

オーバートレーニング症候群を回避するためにも、筋肉痛の状態で筋トレをするのは、 よくありません。

筋肉痛は、筋線維がまだ回復しきっていない状態です。この状態で筋トレをしてもあまり意味がありませんし、症状を悪化させてしまいます。

1週間で部位をわけて筋トレをプランニングし、必ず1日は、休養日を設けて身体を休ませましょう。

筋肉部位の超回復時間

広背筋、ハムストリングス、大腿四頭筋、72時間
大胸筋、三角筋、上腕三頭筋、上腕二頭筋48時間
腹筋、前腕筋、下腿三頭筋24時間

上記の超回復時間を参考にしてみてください。部位によって超回復時間が遅いものもあります。気を付けましょう

筋トレ方法

部位ごとに分けて筋トレすることをお勧めします。理由としては、筋肉を大きくしたいと気持ちだけ前にでてオーバーワークを続けてしまうよりかは、毎日決まった部位を限界まで鍛え、次の日はまた違う部位を鍛える。といったように毎日筋トレができるため気持ちも前向きになりますし、超回復の時間がとれるということです。

まとめ

超回復がどれだけ重要なのかが良く分かったと思います。筋トレをした後は、しっかり栄養をとり、超回復をサポートしましょう。また筋トレも部位ごとに行い、毎日楽しくトレーニングをしましょう。

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