超回復とは。筋トレ後の休息と筋肉痛との関係、効果について

栄養素、食品関係

超回復とは

超回復という言葉をご存じでしょうか。超回復とは、筋肉を肥大させるメカニズムの中で最も重要な役割を果たすものです。筋トレで傷ついた筋線維は休息をとることにより、超回復し、大きくなります。今回はこの超回復について解説していきます。

筋肉のメカニズム

筋トレから筋肉が成長するまでをまとめてみました。

筋トレ実施→筋線維が破壊される→その傷を修復しようと白血球が集中し炎症発生

→ホルモンが分泌→栄養補給→超回復→筋肉が成長

このような流れで筋肉は大きく成長していきます。この過程の中で一番大切なのが、超回復だと私は思います。他にも、栄養補給や筋トレの内容もありますが、一番は超回復です。

超回復の時間

超回復は24時間から48時間長いと78時間かかる場合があります。それは、筋トレ部位により超回復の時間は変わってきます。経験がある人はわかると思いますが、例えば腹筋を鍛えて次の日に筋肉痛がきて、痛みがなくなるまでに約1日かかったとしても、違う筋肉を鍛えたら、2日かかることもあります。

広背筋、ハムストリングス、大腿四頭筋、72時間
大胸筋、三角筋、上腕三頭筋、上腕二頭筋48時間
腹筋、前腕筋、下腿三頭筋24時間

超回復を意識した筋トレ

前述で説明したように、各部位によって超回復する時間は異なってきます。では、それをふまえた上でどのような筋トレをするとよいのかを説明します。

超回復する時間を待っていては、筋トレが進みません。おすすめは、部位ごとに分けて毎日筋トレをすることです。こうすることで次にあげるメリットが出てきます。

部分的に筋トレをするメリット

・一つの筋肉を集中して鍛えることができる

・超回復の時間でも他の筋肉を鍛えることができる

・毎日筋トレができ、モチベーションがアップする

超回復で筋トレが滞らないためには、毎日筋トレをすることをお勧めします。また、24時間で超回復できてしまう腹筋などは毎日時間を決めてやるのも効果的です。

栄養補給

超回復はただ休めばいいというものではありません。しっかり栄養を取り、その栄養で筋肉は大きくなるのです。筋肉を大きくする栄養素として一番に浮かぶのが、皆さんもご存じタンパク質です。

100g当たりのタンパク質の量

鶏ささみ23g
ローストビーフ21g
豚ロース19g
ウインナー13g
いくら32g
卵黄16g
卵白11g
豆腐6g

次に必要な栄養素としてアミノ酸です。実はタンパク質はアミノ酸が複数集まってできています。そのためアミノ酸をバランスよく摂取することをお勧めします。アミノ酸のバランスが良いとされている食材が卵です。タンパク質豊富なだけでなくアミノ酸のバランスもいいのです。

まとめ

このように超回復で筋肉は大きくなっていきます。より効果を上げるためには、しっかり栄養を取ることです。栄養を取りしっかり休んでください。そうすれば明日には、また新しい自分に会えると思います。

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