理想の身体を追い求めていく中で、毎日筋トレをやっていても一定の期間をすぎると、停滞期のようなものがやってきます。
そんな壁を打破するには、今回紹介するダブルスピリットがお勧めです。
時間と体力が必要になってきますが、その分身体に新しい刺激を与えられます。ぜひ試しにやってみてください。
ダブルスピリットとは?
ダブルスピリットとは、1日に2回筋トレをすることを言います。
これは、アーノルド・シュワルツェネッガーが現役の時に実際に行っていたトレーニング方法で、それ以降次々とボディビルダーの選手たちが実践するようになりました。
しかし、1日2回筋トレをすることによって様々な問題が発生しますよね。
それと同時に利点もあります。
メリット
・消費カロリーの増加
・筋トレ負荷を軽減できる
・筋トレ能力の向上
・筋肉合成の促進
消費カロリーの増加
ダイエットをしている人にとって、消費カロリーが増えることは、とても喜ばしいことですよね。
ダイエットを成功するためには、摂取カロリーが消費カロリーより低いことが前提で、それを毎日繰り返し続けていく。
ダブルスピリットは、2回筋トレを行うことでその分1回の時より当然消費カロリーが多くなります。ということは、ダイエットに最適なトレーニング方法だということがわかります。
筋トレ負荷を軽減できる
なかなか筋トレで自分を追い込めなかったり、気分が向かないときに激しい筋トレをやりたいとは思わないですよね?
ダブルスピリットは、1回の筋トレ強度を2回に分散することができるため、1回の時よりも軽い負荷でやろうと思えばできます。
筋トレ能力の向上
筋トレには、様々なエクササイズ方法があり、効かせたい部位に刺激をいれるには、筋トレを多く行い経験を積むしかありません。ダブルスピリットは、その筋トレ経験を積むのに最適なトレーニングと言えるでしょう。
筋肉合成の促進
筋トレを行うとそこから筋肉合成がはじまります。要するに筋肉が大きくなるチャンスということです。
そのチャンスが1日に2回訪れるので、食事管理等しっかりしていれば、筋肉は大きく肥大してきます。
デメリット
・時間と体力の限界
・筋肉分解(コルチゾール)
・筋トレ強度が上がらない
時間と体力の限界
まず1日2回筋トレができますか?普通のサラリーマンで考えてみましょう。
5時 起床
6時 筋トレ1回目
7時 筋トレ終了
8時 朝食、仕事準備
9時 出社
18時 退社
19時 筋トレ2回目
20時 筋トレ終了
21時 夜食、入浴
22時 就寝
いかがでしょう。これは、かなりハードなスケジュールですね。一様睡眠は7時間とれており、この生活ができれば問題ないですが、退社時間が遅くなることもありますし、朝の起床時間が遅れることもあります。時間に余裕が全くないスケジュールになります。
時間の話をしましたが、体力は、どうでしょう。日中仕事をするだけでも疲れるのに、朝と晩で2回も筋トレをするのは、かなり難しいでしょう。
筋肉分解(コルチゾール)
確かに筋トレを2回行うと筋肉合成が促進されます。しかし、筋トレを行う際に、コルチゾールという筋肉を分解するホルモンが分泌されるのです。
もちろん筋肉合成されますが、筋肉分解を促進してしまう可能性もあるということです。
筋トレ強度が上がらない
2回に分けることで、1回の筋トレ強度より低下します。
筋肉を大きくするには、筋トレ強度をどれだけ大きくするかが非常に大切になってきます。強度が低いと筋肥大はしても、爆発的に大きくなることは、望めません。
ダブルスピリットで筋肉分解させないためには
結局ダブルスピリットは、筋肉が大きくなるの?それとも分解が促進されちゃうの?と疑問に思ったでしょう。
これを左右するのは、あなたの食事で決まります。ダブルスピリットは、消費カロリーを増加するので、ダイエットしている方には、最適です。しかし、筋肉を大きくしたい方にとっては、筋肉分解が促進されるのは、さけたいですよね。
であれば、それだけ多くの栄養素を摂取すればいいのです。筋肉分解がされないぐらいの食事を筋トレ前後に食べるのです。
コルチゾールは、身体がエネルギー不足になっているときに分泌されやすいホルモンです。筋トレの前後で多くのエネルギーを蓄えておけば、その問題は解消されます。
まとめ
ダブルスピリットは、時間もとられ、疲労もたまりなかなかこのルーティーンをこなせる方は少ないと思います。
もちろんこれは、毎日やるものではありません。休みの日でもいいのです。週に1回でも十分筋肉に新たな刺激を与えることができます。
毎日筋トレを行っている方で伸び悩んでいる方は、ぜひ一度試しに取り組んでみてください。
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