寝る前に筋トレをするメリット
筋トレをしている方で、仕事の退勤時間が遅く、夜中に筋トレをしてその後寝るという生活リズムをされている方はいませんか?
私もそうですが、基本仕事を終え、家に帰ったらもう時間はありません。
後は筋トレして寝るだけです。そんな日々を過ごしていると、寝る前に筋トレしていいのか?
そんな疑問が生まれます。今回は私と同じように筋トレを寝る前に行っている方向けに解説していきます。
メリットその1 軽い筋トレであれば寝つきが良くなる
軽い運動であれば、程よく疲れて、良質な睡眠がとれます。
軽い運動というとアバウトなので、具体的に例をあげると、30分間のウォーキングや、軽い負荷での筋トレです。
普段軽い筋トレを主に行っている人は、ぜひ夜やってみてください。筋肉を大きくするためには、睡眠も大切です。
メリットその2 成長ホルモンの分泌が多くなる
筋トレをすることにより、ブドウ糖がどんどん筋肉細胞に吸収され、血糖値が低下します。
血糖値が低くなることで、就寝時に筋肉の成長に必要な成長ホルモンの分泌を高めることができます。これにより、筋肉が合成されさらに大きな筋肉となるのです。
メリットその3 超回復の効率が良くなる
※超回復とは:筋トレすることにより筋肉細胞は損傷します。その後休息をとることにより傷ついた筋肉細胞が修復していきます。この時に筋肉は大きく成長します。そしてこの修復することを超回復といいます。
メリット1で筋トレ後は血糖値が下がると説明しました。血糖値が下がった状態で睡眠をとるとこの超回復の効率がよくなります。
超回復が促進されるということは、もちろん筋肥大にもつながりますし、もう一つは筋肉痛も軽減されます。
寝る前に筋トレをするデメリット
寝る前に筋トレをして、いいことばかりではないんです。
残念ながら悪いこともありますので、そちらを解説していきます。
デメリット1 激しい運動で睡眠の質が落ちる
先ほどメリットで睡眠の質が良くなるといいましたが、それはあくまで軽い筋トレの場合です。
激しい筋トレを行うと睡眠の質は悪くなります。激しい筋トレをすると交感神経が優位になり、興奮状態になってしまい、睡眠の質が悪くなります。
・交感神経:激しい筋トレをすると優位になる(興奮、緊張状態)
・副交感神経:寝るときに優位になる(冷静状態)
デメリット2 ストレスを感じてしまう場合も
寝つきが悪くなるとストレスに感じることもあります。
眠たい中筋トレを行うのも体にあまりよくありません。なぜならストレスになるからです。
ストレスはコルチゾールを分泌する原因にもなってしまいます。
※コルチゾールとは:筋肉を分解するホルモンで、主にストレスや体内のタンパク質が減少した際に分泌されます。
デメリット3 太る原因になることも
寝る前に筋トレをしている方で注意しなくてはいけないことが、栄養補給です。
夜食は太るといいますよね?それは、その後寝るからです。寝ている間はエネルギーをあまり消費しないことから、摂取した食事が脂肪になりやすくなります。
そのため寝る前に筋トレをするのであれば、栄養摂取はプロテインや軽いサプリメント等にしましょう。そこで炭水化物や脂質の多いものを摂取するのはNGです。
まとめ
毎日毎日忙しいですよね?筋トレを夜の寝る前に行っていいのか?という今回の記事でしたが、いかがでしたでしょうか?
筋トレを寝る前に行うことにより、副交感神経より交感神経が優位になり睡眠の質が落ちてしまいます。(激しい運動の場合)
ですから、副交感神経を優位にするため、温かい紅茶を飲んだりして落ち着かせてから寝ましょう。
栄養摂取も深夜帯は特に気を付けて、自己管理していきましょう。
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