チートデイとは
減量やダイエットをしている方で、ある一定の体重まで落ちた後にそこから体重が落ちなった経験はありませんか?
この体重が落ちなくなることを、停滞期といいます。
チートデイとはこの停滞期を乗り越えるための一つの戦略なのです。
減量で食事制限していたのを一旦やめて、大量のカロリーを摂取しましょう。そうすることにより飢餓状態だった身体がいきなり多くの栄養が摂取されたことにより、代謝がどんどん上がっていきます。
そして再び減量しやすい身体へと変わっていきます。このように一度沢山栄養を摂取し、身体を痩せやすい身体にすることをチートデイといいます。
一部では「やけ食い」などと言われていますが、これは減量を成功させるための重要な戦術と言えます。
チートデイのメリット、デメリット
メリット:停滞期を脱出できる
ストレスから解放される
デメリット:リバウンドの原因になりかねない
気持ちが緩んでしまうことも
チートデイにはこのようなメリット、デメリットがあります。チートデイをすることにより停滞期を脱出でき、さらにそれまでの食事制限でのストレスを開放して好きなものを好きなだけ食べられます。
しかし一歩間違えると、沢山食べたことによりその快感を求め、一日で終わるはずのチートデイが次の日、また次の日と連鎖してしまうリスクもあります。
そのことにより、減量のやる気がなくなり、気持ちが緩くなってしまうこともあります。
チートデイをやるタイミング
チートデイのタイミングは停滞期に入ってからといいましたが、ではどのくらいの頻度で取り入れたほうがいいのでしょうか。
主に体脂肪によって頻度を決める方法が多く、下記のように言われています。
体脂肪率 回数/日にち
20%~25%未満 | 1回/2週間 |
15%~20%未満 | 1回/10日 |
10%~15%未満 | 1回/1週間 |
10%未満 | 1回/3~4日 |
これはあくまでも目安です。減量していて、体重がなかなか落ちなくなってから始めるといいですね。
減量中にどうして停滞期がくるのか
人間の身体は生命を維持するために必要な状態を保ち続けようとします。このことを恒常性維持といいます。
減量中は身体が飢餓状態に陥り恒常性維持機能が働き消費エネルギーを抑えようとします。その結果、停滞期がくることになるのです。
チートデイで大切なこと
その1 一日だけやる
名前の通りチートデイは1日限定で行ます。ここで次の日も続けてしまっては、もはやそれはチートデイではありません。チートエブリデイです。
ダラダラやらないためにも、食事をするのが嫌になるぐらい食べてみてください。
それまで摂生してきている分、胃の大きさも小さくなっているので、思った以上に食べれません。
その2 気持ちで負けるな
チートデイをやっているときは楽しくてストレスが解消されることでしょう、しかし問題は終わった後です。
沢山食べられる幸せを知ってしまうとついつい、次の日もまた次の日もリバウンドロードを歩み続けます。
そんなことがないように1日としっかりきめてメリハリのあるチートデイを過ごしましょう。
まとめ
このようにチートデイを行うことにより、さらに減量できるか、それともリバウンドするかというように一歩間違えると取り返しのつかないことになってしまいます。
そうなる前にチートデイのやり方をしっかり学んで楽しくメリハリのあるチートデイにしましょう。
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